エヴァンゲリオン 新劇場版 序 あらすじ [エヴァンゲリオン 新劇場版 序 あらすじ ]
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中学生の碇シンジは、三年間あっていなかった父親の碇ゲンドウに呼ばれ、第三新東京へとやってくる。
大災害『セカンドインパクト』により総人口の半分が失われてから十五年、第三東京では謎の巨大生命体『使途』の襲撃を受けている真っ只中だった。
第三新東京の地下には『ジオフロント』と呼ばれる特務機関があり、ゲンドウは最高指令としてシンジに『汎用ヒト型決戦兵器・人造人間"エヴァンゲリオン"』初号機のパイロットになり使途と戦うことを強要した。
嫌がるシンジだが、傷ついた少女・綾波レイが変わりに操縦すると聞き「逃げちゃダメだ」と搭乗を決意する。
エヴァの操縦者としてシンジは第三新東京に居住するが、父親とは別居である。上司である作戦責任者の葛城ミサトは一人暮らしの身を案じ、シンジを同居の形で引き取った。
転校初日、シンジは同級生の鈴原トウジに殴られた。トウジの妹が前回の戦闘で怪我をしたことが理由だった。
「僕だってしたくてやってるわけじゃないのに……」
不満がこぼれる。
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友達を作りづらい性格のシンジは、教室で孤立していた。傷だらけの綾波レイもまた、一人だった。
新たな使途が到来し、緊急招集がかかる。
シンジは練習通りに戦おうとするも、ダメージを受けてパニックに陥ってしまう。
そのまま山の中に投げ出されるが、そこにはシェルターを抜け出して使途との戦闘を見物しに来ていたトウジとその友人の相田ケンスケがいた。
二人を庇って戦えずにいたため、操縦性に搭乗させ、シンジは戦闘を再開する。
強いプレッッシャーからミサトの退避命令を無視し、残り少なくなった活動時間の中、ナイフのみで使途に立ち向かうシンジ。
命からがら使途を倒したが、命令無視をミサトに叱られてしまい、命がけで戦ったのに認められない気持ちからふてくされて家を出てしまう。
シンジの戦闘を間近で見て気持ちを理解したトウジやケンスケは、シンジを友人として受け入れた。
シンジはクラスに少しずつなじんでいくも、レイは相変わらず一人きりだ。
技術開発部の赤城リツコからのお使いで、シンジはレイにカードを渡しにいく。
二人でNEVRへと向かうが、途中、シンジはレイに父親の愚痴を言い、殴られてしまう。
新たな使途が襲来した。シンジは初号機に搭乗し戦闘に向かうも、使途の放った光線により負傷してしまう。
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強力な使途に対抗するため、ミサトは地球上全ての電力を一点に集める「ヤシマ作戦」を発案した。しかし、使途の攻撃はシンジの精神面にまで及んでおり、初号機への搭乗を拒否してしまう。
ミサトはシンジをジオフロント深部へと連れていく。そこには使途のリリスが捕らえられていた。
ミサトは、使途を倒せないときNERV本部は爆破され、敵と刺し違う覚悟で作戦を実行していることをシンジに告げる。
再びエヴァに乗る意志を固めたシンジは、レイと共に戦闘に向かう。
電力を集中させた陽電子砲の一撃目は使途に当たるが、致命傷にはならなかった。反撃されてシンジの心が折れそうになり、戦闘を見守っていたゲンドウは砲手をレイに変更する提案をする。
しかし、ミサトやリツコはシンジを信じた。また、シンジも、トウジやケンスケの応援を思い出し、這うようにして再び戦う気力を取り戻す。
再度の陽電子砲の準備をするシンジ。使途が攻撃をしかけるも、レイが零号機の盾で守る。二発目は無事に使途の核を貫き、使途は殲滅された。
シンジは解けるほどに熱い零号機のハッチを開け、レイを中から引きずり出す。戸惑い「こんなとき、どういう顔をすればいいかわからないの」というレイに、シンジは「笑えばいいよ」と助言をする。シンジの言葉通り、レイは始めての笑顔を見せた。
そのころ、渚カオルは月面で目を覚ました。